不妊・妊活

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不妊でお悩みの方へ

不妊でお悩みの方へ

妊娠しない原因はそれぞれ異なり、患者さまそれぞれで必要な検査や治療も異なります。当院では、できる限り自然に近い形での妊娠をサポートいたします。思い悩む前に、お気軽にご相談ください。

不妊とは

一般的に、健康な男女が避妊せずに定期的な性生活を送っているにも関わらず、1年以上妊娠しない状態が続くことを「不妊」と言います。
近年では晩婚化が進み、男女ともに子どもを望む年齢が高くなっているため、不妊に悩むカップルが増えています。5.5組に1組のカップルが不妊の検査や治療を受けていると報告されており、実は不妊はとても身近なことなのです。

不妊の原因

不妊の原因は男女どちらにあるかによって「男性不妊」「女性不妊」に分けられます。女性ばかりが悩んでいると思われがちですが、実は男性側に原因があることも多いのです。

女性の原因

排卵のトラブル

規則的な月経がある方は、月経の2週間前に排卵が起こります。女性ホルモンの分泌が活発になり、子宮内では妊娠の準備が始まりますが、妊娠に至らなければ子宮内膜が剥がれて月経となります。
しかし無月経や多嚢胞性卵巣症候群、甲状腺の病気、極度の体重減少、肥満などがあると、排卵しづらくなってしまいます。

卵管のトラブル

卵巣と子宮をつなぐ管を卵管と言い、静止と卵子は卵管の途中で出会い、受精卵になります。この卵管が炎症を起こしていることで妊娠に至らないことがあります。
具体的な原因としては、性感染症や子宮の病気などが挙げられます。例えばクラミジア感染症にかかったことがある方は、無症状のうちに卵管がふさがってしまうことがあります。また、子宮内膜症によって卵管内が癒着し、卵管が詰まってしまうケースもあります。

子宮頸管のトラブル

子宮から膣につながる子宮頸管は、子宮の出口を閉めて防御する機能があります。排卵の時期には、精子が進みやすいように子宮頸管の内部から粘液が分泌されますが、これが少ないと精子が侵入しにくいため、妊娠しづらくなります。

着床のトラブル

子宮内膜が着床に適した状態になっていない、変形している、癒着しているなどを理由に受精卵がうまく着床できないことがあります。子宮筋腫などの病気、過去に受けた手術などが原因と考えられます。

免疫のトラブル

細菌やウイルスなどの外敵から身を守るための免疫機能にトラブルがあり、子宮の入り口で精子の運動を止めてしまう抗体を持っている方がいます。精子が侵入できないので、受精に至らず不妊になってしまいます。

男性の原因

精子のトラブル

精子が作れない、数が少ない、形の異常があるなど、精子を作る機能や精子自体の質に問題があると、不妊の原因になります。

精管のトラブル

精巣からペニスの先まで精子が通る道を精管と言います。ここに炎症などの問題があると精子が排出されず、妊娠に至らないことがあります。

性交渉のトラブル

ストレスや妊娠へのプレッシャーなどが重なり、勃起障害(ED)になってしまう方がいます。糖尿病などがEDの原因になることもあります。

男女両方の原因

加齢

男女ともに、妊娠する力・妊娠させる力は加齢によって低下することがわかっています。女性は30歳を過ぎるとゆるやかに低下し、35歳を過ぎるとより顕著になります。男性は女性よりも影響は少ないと考えられていますが、40歳を過ぎると徐々に精子の質の低下が起こるとされます。

焦らず、まずは検査を受けてみましょう

周囲と比べたり、お一人で抱え込んだりすることがストレスとなり、かえって妊娠しづらい状態になってしまうことがあります。まずは妊娠できる状態なのか、病気にかかっていないかを調べて、自分の体について知っておきましょう。妊活はお一人ではできません。パートナーとしっかりと話し合い、協力しながら進めていくものです。

当院では、高度生殖医療に携わってきた院長による不妊治療を行っています。患者さまに合わせた不妊治療と、妊娠サポートをさせていただきますので、ぜひパートナーと一緒にご来院ください。

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