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プラセンタ注射とは
プラセンタ（Placenta）は胎盤のことを言い、アミノ酸やたんぱく質、ビタミン・ミネラル、核酸など豊富な栄養素を含んでいます。この栄養素を体内に取り入れることで新陳代謝が活性化され、更年期障害や疲労回復、エイジングケアなどに効果を発揮します。
プラセンタ注射の効果
- 更年期症状の緩和
- コラーゲン増殖、しみ・しわの改善
- 肝臓の保護作用
- 疲労回復
- 肩こり、腰痛、筋肉痛、関節痛などの軽減
- アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患の改善
- 増毛 など
プラセンタ注射のメリット・デメリット
メリット
- 医薬品として認可されているので、リスクが少ない
- 美容面だけでなく医療領域での効果が確認されている
- 男女ともに利用できる など
デメリット
- 注射時の痛みがある
- 献血ができなくなる（ただし、治療で輸血を受けることは可能） など
プラセンタ注射の頻度について
改善したい症状や程度によって差はありますが、定期的な注射をおすすめしています。打ち始めは週に1～2回程度を目安にしていただき、数カ月経過して改善してきたら間隔を少し開けるイメージです。必ずこの頻度でという決まりはないため、ご自身のライフスタイルに合わせてご希望をお聞かせください。
当院で使用するプラセンタ注射について
当院では、メルスモンとラエンネックの2種類の薬剤をご用意しています。
メルスモンについて
更年期障害、乳汁分泌不全の治療薬として開発された薬で、ほてりやのぼせなどの改善に有効です。45～59歳の更年期障害の方には、保険適用があります。肌荒れや疲労回復などにも効果が期待できます。
ラエンネックについて
肝機能障害の治療薬として開発された薬で、基礎代謝の促進や解毒作用があります。飲酒量が多い方におすすめです。
副作用・注意点
- アレルギー反応（発疹、かゆみ、じんましんなど）
- 注射部位の痛み、腫れ、発赤
- 発熱
- 頭痛
- 吐き気、嘔吐
- めまい、ふらつき
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方は使用不可
- 授乳中の方は注意が必要
- 肝臓や腎臓に重度の障害がある方は注意が必要
- 感染症や自己免疫疾患がある方は注意が必要
- 注射後は激しい運動や飲酒を避ける など
※副作用や注意点は個人によって異なる場合があります。体調の変化があった場合はすぐに当院へご連絡ください