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プレ妊活ドックとは
「今すぐ妊娠したいわけではないけれど、将来妊娠できるのか心配…」という方に、各種検査を行っております。ご自身の健康状態を把握し、妊活に影響する要因がないか調べておくことで、ライフプランについて考える大切な機会になるはずです。
プレ妊活ドックの検査内容
超音波検査
超音波を用いて、子宮や卵巣に異常がないか、腫瘍の有無などを調べます。
子宮頸がん検査
子宮頸がんは、早期発見できれば子宮を残すことが可能な一方で、進行すると不妊の原因になる病気です。少なくとも2年に1回は検診を受けておくことをおすすめしています。
血液検査
貧血
ホルモンバランスの異常や、卵子の質の低下につながる貧血の傾向がないかを調べます。
クラミジア抗体
過去にクラミジアに感染したことがあるかどうかがわかります。現在感染していなくても既往があれば卵巣や卵管の癒着を起こしている可能性があり、不妊の原因になるため治療が必要です。
風疹抗体
妊娠中に風疹に感染すると、胎児に影響を及ぼすことがあります。抗体がないか、あっても十分でない場合は、ワクチンの接種を検討します。
AMH(抗ミューラー管ホルモン)
卵子の数は生まれたときにすでに決まっていて増えることはありません。血液中の抗ミューラー管ホルモン(anti-Müllerian hormone)の濃度を調べて、卵巣に残っている卵子を推測します。
甲状腺機能
バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患がないかを調べます。
抗精子抗体
精子を敵とみなし、精子の動きを妨げる抗精子抗体の有無を確認します。抗精子抗体が陽性の場合、自然妊娠の確率が極めて低くなると考えられています。
今日から始めるプレコンセプションケア
将来の妊娠を意識した健康管理を「プレコンセプションケア」と言い、近年その重要性が注目されています。妊娠を希望してから体調をコントロールするのではなく、日ごろからパートナーと一緒に健康的な生活習慣を身につけておくことが大切です。
プレコンセプションケアの一例
- 適正体重をキープする
- 禁煙、受動喫煙を避ける
- アルコールを控える
- バランスのよい食事をする
- 適度な運動を心がける
- 健康診断を受ける
- 感染症予防・ワクチンの接種
- 歯科健診を受ける
- ストレスをため込まない
- 食事とサプリメントで葉酸を積極的に摂る など
当院で扱っているサプリメントについて
サプリメントで健康のサポートをすることも、妊娠に向けた準備の1つです。各種サプリメントを取り扱っていますので、当院までお問い合わせください。
エクエル
大豆イソフラボンが腸内で変換されて生まれる「エクオール」のサプリメントです。エクオールは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするため、生理痛や月経前症候群(PMS)の緩和のほか、更年期症状や肌質改善などにも有効です。
※妊娠・授乳中の摂取はできません
ラクトフローラ
生きた女性用乳酸菌が含まれたサプリメントです。乳酸菌フローラのバランスの崩れは、妊娠率・着床率・出産成功率の低下に関係しています。ラクトフローラは、このバランスを保つサポートをします。
フォーリックアシッド(葉酸サプリ)
葉酸や各種ビタミンが含まれたサプリメントで、1日1~2粒を目安に服用します。妊活中以外にも、朝礼や電車でフラフラするなど貧血気味の方、授乳中の方にもおすすめです。
アスタケア
アスタケアには、強力な抗酸化作用を持つ天然アスタキサンチンを中心に、コエンザイムQ10、ビタミンD、亜鉛などが配合されています。これらの成分が卵子の質の向上や体内環境の改善を助け、妊娠に向けた体づくりをサポートします。妊活中の方におすすめです。